2025/7/1 アマサギ

久しぶりに田園地帯を一回りしてきた。連休の頃に田植えが済んだ田んぼでは、今、苗が青々と元気よく育って一面のみどりである。
その田んぼで嬉しいことにアマサギに出会った。鳥見を始めた頃は、朝、田んぼを一回りすると、今の時期、必ずアマサギに会えたものであった。しかし、ここ数年、アマサギの飛来数は、激減し、出会いは、なかなか難しい。
ほかの鳥たちについても同じことが言えるのだが、何故、これほどまでに飛来数が減ってしまったのだろうか。地球の温暖化、環境破壊、etc.真剣に考えなければいけないのではないだろうか。
2025/7/2 アオサギとチュウサギ

今の時期、田んぼのみどりが爽やかで車で一回りすると、実に気分爽快である。6月の終わりに出かけた田んぼで、アオサギとチュウサギに出会った。はじめは、かなり離れていたのだが、チュウサギが一歩、また一歩とアオサギに近づいて行ったので、最後は、一瞬だけ仲良く並んでくれた。
この後、チュウサギが先に飛び立ち、後を追うようにアオサギが飛び立って、田んぼは、また静まり返ってしまった。のどかな田んぼのひとこまである。
2025/7/4 山の径

車で1時間ほど走ると自然豊かな環境が広がって来る。もう少し足を伸ばすと、私の大好きなシギやチドリを観察できる蓮田地帯が広がって来るが、今の時期は、蓮が大きな葉を広げていて、鳥たちの姿は、ほとんど見ることがない。
日に日に歩くことが困難になって、車からの観察ばかりで、散歩道のひとこまの写真は、夫の撮影によるものである。車からの撮影も夫によるものが多くなっている。
竹林、緑の小径、オカトラノオ、野の草、緑の樹々。夫に感謝である。
2025/7/5 散歩道のザクロ

自宅から数分のところにエゴノキとザクロの木がある。エゴノキは、今、実がたわわに実って風が吹くと右に左に揺れて何とも楽しい風景を見せてくれる。エゴノキは、全部で10数本はあるだろうか。その中で、一番たわわに実った状態が写真のような状況で写真を撮るのも少々難しかった。
反対側には、ザクロの木があって、路上に小さな実がいくつか落ちていた。ザクロの花とザクロの実。どちらも同じ日に撮影出来たのは、なんとも嬉しいことであった。
2025/7/7 ムクゲ

1週間ほど前に自宅近くを散歩したとき、ムクゲの花に出会った。楽しみだった散歩であるが、あまりの痛さに時々、くじけそうになる。それでも歩けなくなるのが怖くて、何とか散歩を続けることにした。
ムクゲの花は、やさしく微笑みかけているようで、やはり家にこもらず出てきて良かったと思えたのだった。ささやかな出会いであったが、勇気をもらえたことである。
2025/7/8 クチナシ

自宅近くの散歩径。以前は、時々というよりしばしば足を運んでいたのだが、足の痛みが強くて今では、週に一度くらいである。私は歩くのが精いっぱいで写真を撮ることが、ほとんど難しくなってしまった。HP「九羽の白鳥」の写真もほとんど夫の撮影である。
今回は、くちなしの花を二つ見つけて胸弾む思いがした。さらに公園のベンチに腰をかけると、目の前にドングリが実を付けているのが見えた。自宅近くでもいろいろな出会いがあり感謝、感謝である。
2025/7/10 散歩道

自宅近くの散歩道。ほんの数分歩いただけで色々な植物との出会いがある。少し前に撮影したものであるが、萩の花が綺麗であった。木陰の奥まったところに咲いていたのだが、心惹かれるものがあり、レンズを向けてみた。すぐ近くには、カリンの実がいくつか実っているのが目についた。
自宅のすぐ近くでは、ブルーのアガパンサスが、見事に花を咲かせ、なんとも清々しい気分にさせてくれたのである。
2025/7/11 散歩道

1週間ほど前に自宅の近くを少しだけ散歩したことがある。あまり歩けないので、すぐ近くの小さな公園のベンチに腰を掛けて、しばし辺りを眺めているとシジミチョウが飛んだり、ドングリの木が目に入ったりしてずいぶん気分転換が出来たのだった。家人が、その間に付近の写真を撮って来てくれたので、シモツケの花が、見られる季節を迎えていることを知ることが出来たのである。自然は、心を落ち着かせ、また和ませてくれるものである。
2025/7/13 散歩道

ずっと気になっていたコアジサシ。フェースブックやブログなどで目にする機会の多かったコアジサシだが、なかなか都合がつかず、出かけることが出来なかった。ようやく何とか都合がついたので、河川敷に出かけてみると、あの懐かしい声が聞こえて来る。
もう会えないと思っていたのだが、まだ間に合ったようである。抱卵中と思われるコアジサシも数羽見かけたので、また改めて訪ねてみたいと思う。
2025/7/14 散歩道

散歩道で出会ったのは、モンシロチョウ。何とも親しみやすく懐かしい思いのする蝶である。昨年までは、もっと蝶との出会いの機会が多かったように思うのだが、シジミチョウにしても出会いの機会に恵まれない。
ひらひら飛んで来て、目の前のヒメジオンにとまった。今まで、あまり気に留めていなかった蝶であるが、こうして一枚の写真にしてみると何とも美しい。思いがけず心和むひとときを過ごすことが出来たのだった。
2025/7/15 沼のほとり

久しぶりに訪ねた沼のほとり。流石に、暑さの中で訪れる人の姿もなく、ひっそりしている。気になっていたモモイロペリカンのカンタ君。いつもは、漁師さんの舟の中でお休み中のシーンを見かけることがほとんどであるが、今日は、沼でゆったり泳いでいる。
やはり暑さのためなのだろうか。何とも羨ましい光景であった。この暑さの中で、どうしているか気になっていただけに、なんとも嬉しい光景を見ることが出来、ほっとしている。
2025/7/16 コアジサシ

予報通り雨になった。ずっと気になっていたコアジサシ。一番気になっていたのは、コアジサシの幼鳥である。出来れば、可愛い雛の姿を見たい。そう思いながら、なかなか足を運ぶことが出来なかった。
現地に着いたとき、ポツンポツンと降り出し、音立てて降った時間帯もある。それでも何とか幼鳥の姿をとらえることが出来た。すでにひとりで飛べるほどに成長していたが、親のコアジサシから魚を口に運んでもらえるときの姿は、たまらなく愛らしい。順調に育ってくれるよう願うばかりである。
2025/7/17 イソシギ

昨日ずいぶん降った雨の後は、どうなっただろうか。少々気になる場所があり、出掛けてみることにした。青空が広がり、夏の雲が悠々と前方に広がる。風は、かなり強いが気持ちが良い。
現地で最初に目に入ったのは、5羽のカワラヒワ。あっという間に飛ばれてしまいシャッターを押すことすら出来なかった。続いてヒバリ。枯れ草の影にいて見つけにくい。
続いて姿を見せたのは、イソシギ。久しぶりに見るシギの姿に胸躍るひととき。そのイソシギが水浴びをしたのだが、枯れ草の影だったので、ほとんどぶれてしまい少々心残りである。。
2025/7/18 コアジサシ

気になっていたコアジサシ。すでに渡去の時期を迎えているが、まだ数羽残って子育て中のようである。ずいぶん犠牲になった雛がいるようだが、たくましく育っている幼鳥も数羽見ることが出来た。
写真を整理していると現地では気が付かなった草が、まるで冠のように見えて何とも微笑ましい。このコアジサシは、もしかして雌なのだろうか。まるでティアラをつけているように見えた。雨模様の河川敷のひとこまである。
2025/7/19 カルガモ

自宅から車で30分ほどのところに田園地帯が広がる。今の時期、やわらかな緑の苗が風に揺れる風景は、なんとも気持ちが良い。まるで緑の海原のようである。鳥との出会いを求めて、時折、訪ねてみるが出会いは、ほとんどない。数年前までは、タマシギやヒクイナなど出会いの機会がたくさんあったのに、とても残念である。
やっと出会ったのは、カルガモが一羽。何か物思うような雰囲気のカルガモ。きっと鳥たちの激減している現実を憂いているのではないだろうか。
2025/7/20 ヒバリ

河川敷で出会ったのは、ヒバリ。どうやら若鳥らしい。体温調節のためだろうか。大きく口を開けて、何か訴えているようにも見える。ほかにも数羽のヒバリを見かけたが、タイミングが合わず撮影できなかった。暑さの中で何かと大変であろう。また、近いうちに訪ねてみたいと思う。
2025/7/21 ヒバリ

連日の猛暑。三連休の最終日を迎えたが、この暑さでは、出かけるにも勇気がいる。しかし幸いなことに風が心地よい。というわけで、河川敷まで家人に車をお願いした。
二日前に訪れたときは、水たまりがあってコチドリやイソシギ、ヒバリなど見かけたが、すっかり乾ききっている。それでも小鳥の鳴き声をたよりに一周してみると嬉しいことにサッカーのゴールポストのところにヒバリを発見。暑さで大きく口を開けている。ヒバリさん、ありがとう。感謝の気持ちで河川敷を後にした。
2025/7/22 田んぼのひとこま

自宅から車で30分ほどのところに田園地帯が広がる。今の時期、稲田のみどりが爽やかで実に美しい。早いところでは、稲穂が揺れているところもある。そのような光景を車から眺めるのが、私は、大好きである。
久しぶりに田園地帯を一回りしてみると真っ白なサギの姿が目に付いた。一羽、二羽ではなく、結構な数である。緑の稲田を背景にちょうど良いモデルになってくれたのは、チュウサギであろうか。また、ゆっくり訪ねてみたいものである。
2025/7/23 コアジサシ

連日の猛暑。どこに出かける気力も失せがちであるが、家人が車を出してくれるという。そこで、気になっていた河川敷に車を出してもらうことにして現地に向かった。
家にいることばかりなので、ドライブが何よりの楽しみである。田園地帯を1時間ほど走り、現地到着。車からの観察である。遠くに肉眼でもわかるところにコアジサシの親子の姿を発見。何とも心和むシーンを観察することができたのだった。
2025/7/24 タイサンボク

毎年、楽しみにしている花のひとつがタイサンボク。純白の花が何とも美しく大好きである。蕾も面白い形状で写真に収めてみた。昨年は、もう少したくさん花をつけていたのに、今年は、少々寂しい。それでも元気なタイサンボクに会えたのは、嬉しい限りである。
2025/7/25 コアジサシ

ずっと気になっていたコアジサシ。ブログやFBで見る機会が多かったのだが、なかなか行くことが出来なかった。何とか都合がついたので、現地に行ってみると少数ながら、まだ残っていた。
まだ抱卵中の個体も居て、大丈夫かな?と心配になってきた。子どもたちは、それぞれに大きくなっていく。カラスなどの犠牲になる個体も居て心つぶれる思いがする。
また来年、コアジサシとの出会いが叶うよう願うばかりである。
2025/7/26 アマサギ

時折、車で田んぼに出かけるのが、何よりの楽しみである。痛みでほぼ歩けない日が続き、少々滅入ってしまう。今日は、蓮田地帯まで車を走らせたが、鳥との出会いは、ほぼ皆無といった状況であった。
帰路、目の前の田んぼにサギの群れが集まっている。何とアマサギの群れである。チュウサギも交じっているようだが、全部で50羽近い。アマサギには、出会いの機会が少ないので、とても嬉しい。胸弾むひとときを過ごせたことに感謝である。
2025/7/27 チョウトンボ

ずっと気になっていたチョウトンボ。今年も姿を見せてくれただろうか。少し距離はあるが、家人が車を出してくれるという。暑い日が続き、そとへ出るのを少々躊躇してしまうが、思い切って出かけてみることにした。
ずいぶん環境が変わってしまったが、何と嬉しいことにチョウトンボが数頭、姿を見せてくれた。暑さ対策のオベリスクもなかなか見る機会のない交尾シーンも見られ大満足で現地を後にした。
2025/7/28 キタキチョウ

ずっと気になっていた海岸沿いの公園。今の時期、蜻蛉や蝶が姿を見せているはず。毎年、出会いを楽しんで来たのだが、年齢と共に、行動が鈍くなり、なかなか重い腰が上がらない。やっと意を決して現地に向かうことにした。
気になっていた公園は、長い間、工事の車両が入っていたが、池の周りがずいぶん変わってしまって、もしかすると蝶との出会いは、無理かもしれないと思った矢先、目の前をチョウトンボが飛んだ。続いてキタキチョウ。ヤナギタデにとまって何とも愛らしい。嬉しい嬉しい出会いであった。
2025/7/31 カルガモ

暑い日が続いているが、家の中に閉じこもってばかりもいられない。時折、車で近場を回ってみる。それは、大好きな田んぼであることが多い。一番近いのは、手賀沼の田んぼであるが、以前のように鳥たちに出会うことは少ない。それでもたまには、足を運んでみる。
少し田んぼ廻りをしていると、たまには良いこともあるもので、この日は、カルガモご一行様の水浴びシーンに出会った。全部で10数羽の団体であった。のどかなのどかなその光景を眺めていると、ほっとして心安らぐものがあった。